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波佐見焼きアウトレットってどんな商品?

2024/01/25 一龍陶苑スタッフ 新着情報 日常

アウトレットとは

波佐見焼きを作る際に傷や釉薬のムラ、ゆがみなど訳あって正規品にできない商品の事です。
A品と比較して、アウトレットは気になる所はありますが、
お皿としての用途を十分満たしております。
普段使いには何も問題ない商品を提供しております。

アウトレットってどんなのがあるの?

アウトレットで一言で言っても種類はさまざまです。
ここでは波佐見焼の中でも多いアウトレットをピックアップしました。

鉄粉

原料が天然のものなので多少鉄粉が含まれており、その鉄粉が窯の中で焼かれることによって酸化し、それが黒点となって器の表面に出ている状態が鉄粉です。

ピンホール

生地に残った小さなホコリなどが焼成時に穴として残るものをピンホールと言います。

釉薬ダレ

釉薬はひとつひとつ手作業で釉掛けされます。
熟練の職人が丁寧に釉掛けしますが、形状や場所によって焼成後に釉薬が流れたあとが薄く残ったり釉薬が周辺より濃く溜まったりする場合があります。

ゆがみ

生地や素焼きの状態から釉薬をかけ本焼成の段階で陶磁器は約11%くらい収縮します。
生地の状態では真ん丸でも収縮でも収縮の具合で若干の歪みが発生する場合があります。

色むら

焼成時の火の当たり方や温度の変化などにより色にばらつきや、ムラが生じます。生地の厚みや形にもよって色ムラができやすいものもあります。

最後に

波佐見焼きの作業工程上でどうしてもアウトレット品はでます。
その中でも人気のものは生産量が多いので、その分アウトレット品もたくさん出来てしまいます。
そんな器達がまだまだ在庫として沢山窯元にはあるのが現状なので、是非、皆様の食卓に迎えいれていただければ嬉しいです。

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